創作SNSの「note」に、はたらく人を応援する写真とメッセージを記事として投稿しています。
こちらには「note」に投稿した記事の背景やエピソードをエッセイとして綴っていきます。
この投稿は、まだあまり自信が持ていなかった頃の自分に対して送るエールをイメージして書いたものです。
自信とは内面的なことなので、自分を理解してくれる仲間がいるかどうかとか、周りからどう思われるかとかとは、本当はあまり関係のないことだと思います。
でも自信がない時というのは、周りからどう見られているかとか、わかってくれる人がいないといったことにも、すごく気にしてしまっていると思います。そうするともっと自分がちっちゃくなって、ますます自信を失っていくという悪循環みたいなところに入っていく、そんな気がします。
自信がない時は、周りがどうとかいうことを一切遮断して、自分としっかり対話するのがいいと思います。
こんな弱気になっている自分のことを自分からどんなふうに見えるか、見て見ぬふりをして曖昧にするのではなく、しっかりと自分に向き合って、自分を味わい尽くすくらい見つめてみる。そうすることで、自分の芯にある思いが研ぎ澄まされていくと思うんです。
周りの雑音に振り回されるのではなく、自分の目でいまの自分を見る。そうやって自分に向けた意識を研いで研いで、研ぎ澄ましていって、自分の芯の中にある思いが見えてくる。その思いに、限られた自分の精力を集中することで、心から湧いてくるやりたいことや、ありたい姿がまた少しずつ見えてくる。周りとの比較することではなく、自分のなかから作っていくことができる。そのやりたいことに取り組み始めたときに、自信が持てるようになってくるのではないかと思います。
周りが咲いていないくても、自分はしっかり花を咲かせる、この写真のホトトギスのように。